今週は2歳女王決定戦「阪神ジュベナイルF」が行われる。重賞勝ち馬が3頭登録しているが、傑出馬不在の混戦模様。波乱あり、と見た万券王・水戸は、デビュー前から注目しているウインミレーユに◎を打った。
同じコース、距離で争われる桜花賞との結び付きは強く、来週行われる2歳馬総決算の朝日杯FSよりも注目すべき一戦と言っていいかもしれない。
実際、一昨年、昨年とも2着惜敗だったハープスター、レッツゴードンキが、晴れ舞台の女王の座に就いている。勝ったブエナビスタ(08年)、アパパネ(09年)もまたしかりである。
が、それでも荒れるイメージがついて回るのは、消長が激しく、つかみどころのない若い牝馬による競馬だからだろうか。
馬単を導入した02年以降の13年間を振り返ってみよう。その馬単で万馬券が飛び出したのは4回(馬連は3回)。波乱のうちに終わるのは3回に1度と他のGIに比べて決して多くはない。それでもこの間、1番人気馬は3勝、2着2回。2番人気は、わずか1勝、2着も1回のみ。ということで、有力馬でも“絶対視”できないことがわかる。
今年の顔ぶれを見渡してみると、メチャ強いと思える馬がいない。関東の前哨戦アルテミスSは、伏兵のデンコウアンジュが制したが、この際の体重が前走の未勝利戦を勝った時から18キロも減っていた。なので今回は、その反動が心配されるところだ。2着のメジャーエンブレムは右回りに替わるのはプラスだが、関西までの初輸送と、難点の折り合いに不安を残す。
関西の前哨戦ファンタジーSは、1着のキャンディバローズ、2着のメジェルダともにスピードで勝るものの、決め手を欠く印象が強く、マイルでの激しい競馬を乗り切れるのか、疑問視したくもなる。
ということで、今回は波乱の目も十分あるのではないだろうか。穴党としても混戦とにらんだ。
最も期待を寄せてみたいのは、ウインミレーユだ。
当方はデビュー前から注目していた馬。