恋愛要素のあるアニメ作品は、主人公とヒロインの関係があいまいなままで終わってしまう場合がほとんど。しかし、中には主人公とヒロインが結ばれる作品もあります。今回は、そんな主人公とヒロインがしっかりと結ばれて終わったアニメを、ピックアップしてご紹介します。
●『とらドラ！』
生まれつき目つきが悪く、それだけで不良のレッテルを貼られている高校生・高須竜児。ひょんなことから、凶暴な性格で有名な同級生・逢坂大河の秘密を知ってしまいます。そこからお互いの恋愛について協力することになり……という粗筋。2008年～2009年放送の、人気ラブコメ・ライトノベルが原作のアニメです。紆余(うよ)曲折ありながらも、竜児と大河はお互いのことを大切に思い始め、最後は結ばれます。そこまでの過程が丁寧に描かれているため、非常に評価の高い作品なのです。
●『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
高校生の高坂京介は、ある日モデルをしている容姿端麗な妹・桐乃が実は「隠れオタク」だと知ってしまいます。それがきっかけで長い間口も利かないほど険悪だった仲が少しずつ変化していき……というストーリーです。人気ライトノベルが原作で、アニメは2010年と2013年に放送されました。ヒロインが実の妹という、かなりピーキーな設定の作品。しかも二人は最後に条件付きではあるものの、しっかり結ばれてしまいます。他にも魅力的な女性キャラが登場した作品だけに、「そこはさすがにくっつかないでしょ」と思った人も多かったでしょう。
●『交響詩篇エウレカセブン』
退屈な毎日を送る14歳の少年・レントン。ある日偶然出会った少女・エウレカに一目ぼれをしてしまいます。レントンはエウレカが所属するアウトロー集団「ゲッコーステイト」に入り、共に旅をすることになりますが……という粗筋。本作はボーイミーツガールを主題にしたSFロボットアニメです。2005年から2006年にかけて放送され、人気を博しました。