男性に比べて女性がかかりやすい病気のひとつが膀胱炎。尿道が短い女性は男性よりもリスクが高いと言われています。膀胱炎が起こるきっかけとしては、「トイレを長時間ガマンしてしまうこと」がよく知られていますが、それ以外にも、ストレスや睡眠不足で免疫力が低下したり、性交渉などで細菌が入ることによって起こる場合も。今回は、排尿時に痛みがある聖子と、排尿時の痛みはそれほどない香奈のケースから、膀胱炎に伴う諸症状に処方される漢方薬を紹介します。
聖子「あー、憂鬱」 香奈「どうしたの? 7月の天気はすっきりしないから憂鬱にもなるよねー」
聖子「それもすっきりしないんだけど、昨日から膀胱炎っぽくって。トイレ行くときに痛いんだよね、出るところが。すごく憂鬱……」 香奈「それは憂鬱だ! 偶然だけど、実は私も最近、膀胱炎っぽくて……」
聖子「痛いよねー!」 香奈「ううん、私はそんなに痛くないの。でもトイレに行って用を足した後も残尿感があるから、もやもやする」
聖子「痛みを伴わない膀胱炎もあるんだね」 香奈「うん、私しょっちゅう膀胱炎っぽい症状になるんだけど、あんまり痛くはないよ。あ、お腹が痛むことはあるけどね。でも尿検査で異常がないこともあって病院でも薬を出してもらえなかったりするんだよ……。だから漢方外来へ行ってみようかなって思ってる」
聖子「病院かー。私も行ってみようかな」 香奈「聖子の場合は普通の病院でもいいのかもしれないけど、まあせっかくだから一緒に行ってみようか」
というわけで病院へ向かった2人。診察していただくのは、「霞が関ビル診療所」の丸山綾先生です。まず聖子から診察室へ入りました。
聖子「こんにちは。よろしくお願いします。ここ数日、ずっと用を足すときに出るところが痛いんです。残尿感もあります」 丸山先生「こんにちは。それはツラいですね。きっかけとして思い当たることはありますか?」
聖子「先週忙しくて、仕事中にトイレに行きたくても行けない日が続いたので、それが原因じゃないかなと思っています。トイレに行った直後にすぐトイレに行きたくなるんですが、行ってもあんまり出ません」 丸山先生「冷えたりすることはなかったですか?」
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