最近注目されている「時間栄養学」という分野。時間栄養学とは人間の生体リズムに合わせて食事の時間や食べる速度、食べる順番などを考え、効果的に栄養を摂取していこうというものです。では太らない体にするにはどう時間を活用していけばいいのでしょうか?
■食事は一日三回3:3:4の割合で
時間栄養学では食事は朝食も含めて一日三回、また食事量の割合は3(朝食):3(昼食):4(夕食)にするのが望ましいといわれています。朝食をしっかり食べれば、ずれた体内時計をリセットし、今日のリズムを作る体内時計スイッチをオンにすることができます。また体が活発に動いている昼間、体内組織が作られる夜間に栄養をしっかりとっておくこともできます。
具体的には朝食は朝日を浴びてからとり、昼食は朝食の5~6時間後、夕食は昼食後7時間以内にとるのがよいとされています。また夜9時以降は肝臓や膵臓(すいぞう)の働きが弱くなるため夕食はそれまでに済ませるのがお勧めです。
■糖質とタンパク質、ビタミンを朝食・昼食でしっかりとろう
糖質をしっかり体内に取り込んでくれる腸は、午前中から昼間にかけての時間が一番活発な時間帯。またタンパク質は糖質と一緒にとると体内時計をリセットしてくれる働きが増すため、朝食には和食なら納豆やみそ汁等の植物性たんぱく質を、洋食なら卵や牛乳などを合わせてとるのがお勧めなのだとか。さらに朝・昼は肝臓が活発に動いている時間帯なので、タンパク質やビタミンをとるのに適した時間帯なようです。
体内時計をしっかり働かせてくれる栄養素を「とるのに効果的な時間帯」にとれば基礎代謝があがるのはもちろん、栄養をきちんと消費に回せるため脂肪が作られにくくなります。基礎代謝力をキープして脂肪をためこまないためにも、朝からしっかり食べるようにしましょう。
■食べる速度と順番にも注意
さらに食事中の血糖値をゆるやかにしてくれる低GI食品をとり、食物繊維を多く含んだ食材を最初に食べたりすることでゆるやかに血糖値をあげるのもダイエットに効果的。またしっかりかんで食事をとることも大事です。血糖値がゆるやかにあがれば脂肪が体につきにくくなります。体内時計をキープして基礎代謝を整えながら、食べる速度や順番にも注意してみましょう。
食べるものだけでなく時間を活用すれば、脂肪をためこみにくい体づくりが可能に! ぜひ栄養とともに「時間」にも気を付けてみてくださいね。
(ファナティック)