アニメ『銀魂』には、しばしば漫画・アニメのパロディーが登場します。小ネタとして入っている回もありますが、中には1パート丸々パロディーだったり、1回の放送のほぼ全編がパロディーだったりする回もあります。今回は、そんなやり過ぎでは!? という『銀魂』のパロディー回をピックアップしてご紹介します。
●プリキュアをパロった「タマキュア」でテコ入れ!?
第50話「節目節目に気合を入れ直せ」は、『銀魂』第1期のシーズン其ノ弐の最初のエピソードですが、開幕いきなり「都落ちじゃねえか」だの「てこ入れ」だのと文句が続き、打ち切られないようにどうすべきかが話し合われます。
いろんなプランが出るのですが、どう見ても『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』だったり、『プリキュア』を熟女コンビでやった『タマキュア』だったりなど、危ないパロディーが登場します。揚げ句の果てにいろいろ混ざった『銀魂 THE MOVIE つかめ! DRAGON BLEA PIECE(ドラゴンブリーピース)』が出る始末。後でサンライズの専務に怒られたそうですが(笑)、それも無理ないと思わされる回でした。
●「丸パクリじゃねぇーかー!」と新八が叫ぶ!
第150話の「長いものには巻かれろ!!」では『新世紀エヴァンゲリオン』(TVシリーズ最終回)のパロディーが登場します。このエピソードは、第1期シーズン其ノ参の最終話ですが、いきなり「アニメ銀魂を偲んで」というテロップで始まります。銀時、新八、神楽が黒のスーツ姿で登場し、不況のあおりを受けて最終回だ、と言うのです。
予定されていた最終回を見せるといって始まるのは高杉と銀時の激突。