できちゃった結婚の実態とトラブルになるケースまとめ

| 学生の窓口

結婚を決める前に妊娠してしまい、結婚するという「できちゃった結婚」。授かり婚とか、おめでた婚という言い方も浸透してきていますね。このできちゃった結婚、実際に日本ではどのくらいの割合でいるのでしょうか? そして、その後トラブルになるケースはどんな場合なのでしょうか。
■できちゃった結婚の割合

できちゃった結婚の割合は、厚生労働省が実施する「出生に関する統計」で見ることができます(※1)。この統計データによると、「結婚期間が妊娠期間より短い出生」の割合は、第1子で見ると約25%となっています。平成7年頃は約18%だったため、じわじわと増えており、近年は25%程度が続いています。

そして、母親の年齢が低くなると、できちゃった結婚の割合が高くなります。10代の第1子出産におけるできちゃった結婚の割合はなんと約80%。20代前半でも約60%と、若い世代では妊娠が結婚のきっかけになることが圧倒的に多いようです。逆に言えば、若い年代では結婚してから子作り、出産という流れを踏むカップルが少ないことが伺えます。

■できちゃった結婚後に起こるトラブル

このできちゃった結婚、「結婚のきっかけになって良かったね」と簡単に言えない現実があります。例えば出産した後に冷めてしまったとか、生活費、養育費がかかって家計が苦しいといったものが代表的ですね。それに加えて、夫が暴力をふるい出したり、浮気や借金問題が後から発覚し、結局別れてシングルマザーになってしまったという例も少なくありません。これらの問題は、若いことによる収入の低さからくるものと、付き合った期間が短いために、お互いのことをよく知らないまま結婚してしまったことが根底にあるでしょう。また、現実的にはまだできちゃった結婚の世間体が悪いと考える人もいるため、人によっては大きなストレスを感じるかもしれません。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
女子