産後、出産という大仕事を終えたママの体は疲れが溜まっており、免疫も落ちています。 しかし、産後は慣れない育児で、ママは自分のことがおろそかになりがちです。
筆者の働いているサロンで、一番多い産後すぐの“痛み”に関してのお悩みは、実は“恥骨痛”で、痛いのに我慢して、そのままにしてしまうママが多くいるようです。
そこで今回は、事前にできる“恥骨痛の予防法”についてお伝えします。
■恥骨痛の原因
産後の恥骨痛のほとんどが、ホルモン分泌による“恥骨の歪み”が原因と言われています。
妊娠・出産によって分泌される、『リラキシン』には産道を広げるために骨盤の靭帯をゆるめる役目があります。このことが恥骨周辺の歪みを引き起こしてしまいます。
そして、長期間にわたる恥骨周辺の歪みが、産後の恥骨痛の原因になっているのです。
リラキシンや出産によって伸びた靭帯は通常3ヶ月程度で戻ると言われますが、日常生活で良くない姿勢をとり続けることで、治るのに産後6ヶ月以上かかることもあり、腰の痛みや恥骨の違和感がその後も続くことがあります。
長期間にわたる場合は、検診でお医者さんに相談しましょう。
■恥骨痛の予防法3つ
(1) 左右対称な姿勢を意識する
日常生活の中で、姿勢を良くするだけでも痛みを和らげる事が出来ます。 あぐらをかかない、足を組まない 、 斜め座りをしない、バッグや荷物は左右交互に持つなど、左右非対称になってしまう姿勢の時は特に気をつけましょう。
(2)骨盤ベルトで骨盤を締める
恥骨痛の対策は、骨盤の緩みと恥骨の歪みを改善してあげることです。産後忙しく使用していないママが多くいらっしゃるようですが、恥骨痛には骨盤ベルトや腹帯が有効です。後ろから前に向けて、骨盤・恥骨周辺を締めると楽になります。
恥骨痛や腰痛を長引かせないために、できれば産前から継続的に使用して、産んだ翌日や翌々日にはベルトを再開してくださいね。
(3)“おしり歩き”で歪みを改善させる
筆者オススメの歪み改善の運動は“おしり歩き”です。