IPSÉ.のデザイナー  小林加奈 # 3 結局、自分らしい服

| fumufumu
IPSÉ.のデザイナー  小林加奈

 ファッション業界は今、めちゃくちゃ多様性の時代。価格も品質もデザイン性も、あらゆる価値観が共存している。『これが今の流行!』なんて誰も気にしない。自分の好きなものを好きなように着て、センスが良ければ褒められる、そんな時代だ。

「一時期ファストファッションが大流行して、安くてカワイイものが氾濫しましたよね。でもやっぱりそれなりの縫製だったり、品質だったり。年令を重ねて、いろいろ良いものを知っている女性たちは、そろそろ物足りなくなっていると思うんです」

 そこで小林さんが提案するのが、リーズナブルな価格で趣味のよい、適正なお洋服。

「私自身、毎日会社に行って働いて、時には新幹線にも乗るし、デートもするし、女友達とも会うし。そんな日常の中で自分らしくいられる服が、一番欲しい服なのかなって、思うんです」

 ちなみに『イプセ』はラテン語で〝自分らしさ〟。なるほどね。

出演:小林加奈(こばやし かな)

宝塚造形芸術大学卒。株式会社JUN、TOMORROWLANDを経て株式会社ローブに入社、2014年『イプセ(IPSÉ.)』のデザイナーになる。

オフィシャルサイト http://ipse-official.com/

取材/文:岡本麻佑

国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

撮影:萩庭桂太

1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。 雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。 ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。 「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。 雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/

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