今年11月に行われる米国の大統領選挙。民主党のヒラリー・クリントン氏が最有力候補に挙げられているが、共和党から、強力な対抗馬が出現した。「ドナルド・トランプ氏です。15年6月に大統領選への出馬を表明した当初は、“泡沫候補”としか見られていなかったんですが、今や共和党の指名者争いで、2位の18%を突き放す39%と高い支持率を獲得しています」(外信部記者)
このトランプなる御仁はマイク・タイソンらのセレブが住むトランプ・タワーなどを建設し、“不動産王”の異名を取る実業家。その後、アメリカの人気テレビ番組に出演。実業家が番組参加者の中から、自身の右腕として雇う人材を探していくという番組だったのだが、そこでトランプ氏は参加者に「You are fired」(お前はクビだ)を連発。その歯に衣着せぬ物言いで一躍人気者となった。かように、豊富な資金力と大衆受けするキャラクターは持っているようだが、一躍次期大統領候補にまで台頭してきた秘訣はそれだけではない。
「トランプ氏の人気の秘密は暴言。“すべてのイスラム教徒のアメリカ入国を拒否すべし”など、差別意識丸出し発言のオンパレード。これが移民に仕事を奪われたと感じている低所得者層から、絶大な支持を受けているんです」(前同) そんなトランプ氏の暴言録を紹介していこう。「メキシコとの国境に万里の長城を造りたい」と、隣国をケチョンケチョンにコキおろし、さらにその舌先は共和党指名者争い中のライバル候補にまで攻撃する。
「トランプ氏を“間抜け”と評したリンゼー・グラム上院議員に対し、演説の場で“バカ”とやり玉にあげ、彼の携帯番号を聴衆に公表してしまったんです」(同) その結果、グラム氏の携帯にはイタズラ電話が殺到。彼がツイッター上で、“新しい携帯がほしい”と泣き言を述べる事態に。次期大統領最右翼のクリントン氏に対しては、テレビ討論会の場でのトイレ休憩後、彼女が少し遅れて戻ってきたのを見て、「彼女がどこに行ったかは分かっている。ああ気持ち悪い」と、“生理中”を示唆するようなセクハラ攻撃。他にも「世界は俺を中心に回っているんだ」と放言するなど、やりたい放題。こういうご仁が次期大統領の有力候補とは……。大丈夫か、アメリカ!?
泡沫候補から大本命に!? 次期アメリカ大統領候補ドナルド・トランプ氏「ギョーテン暴言録」
2016.01.22 07:00
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