日本球界最高の右腕が、揺るがぬ決意で海を渡る! 「ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を目指していた、広島の前田健太投手(27)が、ロサンゼルス・ドジャースと契約合意に達しました」(夕刊紙記者) 契約年数は異例の8年。一昨年に田中将大がヤンキースと結んだ7年契約を上回り、これまでの日本選手で最も長い契約となる。「年俸の総額は、2400万ドル。1年平均で300万ドル=約3億6000万円なので、今期の推定年俸である3億円と大差のない“割安価格”に見えますが、実は、そこにはマエケンの“男気”が隠されています」(スポーツ紙デスク)
それが出来高契約の中身。各年ごとに1000万~1200万ドル(約12億~14億4000万円)が盛り込まれ、結果次第で変動する実力重視型の内容となっているのだ。「自ら退路を断って、メジャー挑戦するマエケンの心意気を感じますね」(前同) そうして迎える2016年シーズン。前田が、いきなり20勝をマークしてもおかしくない“鉄板根拠”はいくつもある。「西海岸の名門であるドジャースは、野茂英雄に始まり、石井一久、斎藤隆、そして15年シーズンをともに過ごした広島の先輩・黒田博樹らが在籍した日本人投手とは縁が深いチーム。日系人も多いロスは、夏場でも日中の平均気温は28度程度と安定。湿気もなく、年間300日は晴れて降水量も少ないなど、住環境は良いです」(在米のスポーツ・ジャーナリスト)
ともに移住する家族にとっても安心だろうが、前田本人にとっては、本拠地ドジャー・スタジアムの安心感も大きい。「ドジャー・スタジアムは近年のメジャーでは珍しい左右対称型で、球場も広く、野手にとって守りやすい。そのうえ、ナショナル・リーグだから投手も打席に立つので、投手には圧倒的に有利な球場なんです」(専門誌記者) さらに前田の活躍を後押しするのは、ドジャースが抱える先発投手事情だ。「昨シーズン19勝を挙げた右のグリンキーが移籍し、先発陣は左腕ばかり。これまで、数々の国際大会での実績が証明してきたように、抜群の制球力と変化球で、打たせて取る投手として活躍するのは間違いないでしょうね。右腕の前田は、チームにとって貴重な存在になり得る。必然的に、登板回数も増えるでしょう」(前出のジャーナリスト)
シーズンオフには、沖縄出身で日本人を母親に持つロバーツ新監督が、球団史上初の非白人監督として就任したドジャース。「コーチ陣も刷新される中、ハニカット投手コーチだけは、在籍11年目となる来季も留任。長年の指導で、日本人投手との関係構築の仕方も十分に把握しており、前田にとっても頼りになるのは間違いない」(同) 広島のマエケンから世界のMAEDAへ――。侍の挑戦が始まる!
8年契約の陰に自信と決意…ドジャース・前田健太「いきなり20勝」これだけの根拠
2016.01.22 08:00
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