​全身トロ!マグロの代替魚スマをめぐって競争が激化

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1月19日放送、「Nスタ」(TBS)では、マグロの代替魚スマについて。マグロの代替魚として注目のスマ。みかんのライバルとして知られる愛媛と和歌山で養殖でも競争が激化している。スマをめぐり業界内で対立する騒動が起きている。和歌山県が日本初となる高級魚スマの養殖を発表した。見た目、味、食感も脂の乗ったマグロだと注目されてきた。スマの完全養殖は、4年前から和歌山県が行っている。全国に先駆けて出荷を発表したとのこと。阪急百貨店には、出荷第一弾が並ぶことが決定。しかし15日に驚きの事態が発生した。愛媛県で養殖されていたスマが、阪神百貨店から販売されたのだ。

スマは幻の高級魚とも言われていて、そもそも日本にはいない魚である。群れを作らない魚と言われている。なぜ養殖なのだろうか。日本人好みの味で、全身がトロになっている。クロマグロの代用になるのではないかなどと言われている。愛媛と和歌山はみかんでもライバル。みかんについては和歌山に軍配が上がり、魚の養殖では愛媛が全国の1/4を占めている。出荷時の大きさにも違いがあるとのこと。

スマはクロマグロの近縁種で、味も近い。市場では1kgあたり1,700~2,000円と高値で取引されるため、幻の高級魚として期待できる。

本マグロは高級な寿司ネタとして人気だが、世界的な人気を受けて需要が増加し、乱獲が行われ資源の減少が著しい。2013年12月に中西部太平洋まぐろ類委員会は太平洋で捕獲する幼魚のクロマグロを15%以上減らす決定をした。だが国際機関はこの漁獲規制だけでは資源回復は見込めないとしてさらなる漁獲量削減を求めている。

クロマグロは近畿大学などによって養殖の研究が行われているが、体のサイズが1~2メートルと大きかったり、高速で遊泳したりするため、養殖では非常に扱いづらい魚とされてきた。一方でスマは一般的なサイズが40~50センチで、これまでブリやマダイなどの養殖で使われてきた設備をそのまま使うことができ、実用的だ。

味や食感も天然のスマはカツオとマグロの中間のような味で、刺し身のもちもち感があり、好評だ。そして養殖のものはクロマグロに似た味となるとのことで、養殖に期待が高まっている。競争も激化し、市場に安くて美味しいスマが並ぶのも時間の問題だ。

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