就活の「グループディスカッション」って何のためにやるの? 企業がGDを選考に取り入れる理由

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面接でよく行われるグループディスカッション。初対面の人と何かについて討論し合うなんて、考えるだけで憂うつになってしまう人見知りな方もいるのではないでしょうか。果たして企業はを一体どういう目的でグループディスカッションを選考に取り入れているのでしょうか?


■グループで協力し、目的を達成できるかどうか

討論では自分の考え方や意見を披露することになるため、「他人との差」や「個性」を見られているようについ勘違いしがちですが、実は本当に見られているのは「グループとしてのまとまり」や「各個人の協力体制」だったりします。それはグループディスカッションが、「表現の場」ではなく「何かの目的達成するために行われるもの」だからです。

例えば仕事で必要なアイデアをたくさんの人から聞き出したい、問題についてどのような対策があるかを話し合いたい、物事に対する意識のすり合わせを行いたい、など。グループディスカッションは何か目的ありきで開かれます。こんな時に、目立ちたくて自己主張ばかりする参加者がいると、グループディスカッションの目的から外れてしまうことに。グループディスカッションでは「主張」も大切ですが、まずは「協力」する姿勢を見せるのがお勧めです。

■自分の配役を見極めよう!

グループディスカッションは初対面の方と突然話し合いが始まるため、お互いの性格の違いがわからず、意見もまとまりにくく散漫な印象になってしまうことも。グループディスカッションで最低限必要なのは、進行役とメモ役、タイムキーパー役などです。その他にも討論の流れを作る役、斬新なアイデアを提案する役、深い意見を述べる役など、集団の中でよく受け持つ「自分の役割」がきっとあるはず。もしも自分の役割が明確なら、その配役を自ら受け持つ気持ちで積極的に討論に参加していくのがお勧めです。他人と協力体制にあることをアピールしつつ、自分の個性を周囲に感じとってもらいやすくなります。

知らない人と討論し合うグループディスカッションは、話がまとまらず、個々に好き勝手な話をして終了してしまうケースも。ただしこの場合、面接官からの全員の心象を下げてしまうため、なるべくならグループで優秀な討論をしたいもの。ぜひ自己アピールに終始せず、他人と協力しながら討論で結果を出すようにしてみてくださいね。

(ファナティック)

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