絶滅した三葉虫の本来の姿を3Dプリンターで再現

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絶滅した三葉虫の本来の姿を3Dプリンターで再現


今や個人用にも普及し始め、様々な用途で使われている3Dプリンター。そんな3Dプリンターを使って、約2億5000万年前に絶滅した三葉虫の姿を立体化するというプロジェクトが登場しました。
 

こちらはNerdistが取り上げたもの。

三葉虫というと、平たく薄い化石のイメージが強い方もいるかもしれませんが、実際はこんなに厚みがあって長いアンテナのついた生き物なんですね。ダイオウグソクムシなどに通じる、鎧っぽいカッコよさがあります!

本プロジェクトは、シカゴ大学の生化学の助教授であるアラン・ドラモンドさんが始めたもので、その過程は化石ファンの集まるオンラインフォーム「The Fossil Forum」で公開されています。

フォーラムによると、この3Dプリント三葉虫のモデルは「セラウルス」。アランさん曰く、複雑な殻と美しい曲線を描きくボディを持ち、いかにも三葉虫らしい形をしているだけでなく、他の三葉虫に比べて棘が太いので3Dプリントにも適しているため、「セラウルス」を選んだんだとか。

モデルは3Dソフトの「Blender」で制作されています。最初はプラスチックで試し、後に金属でプリントしたそうです。

こちらの3Dプリント三葉虫は「Shapeways」で販売中。なお、Shapewaysは日本からの購入にも対応しています。

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