太るも痩せるも「脳」次第!?ダイエット脳を作って痩せ体質になる

| アサジョ
太るも痩せるも「脳」次第!?ダイエット脳を作って痩せ体質になる

「定期的にジムに通って、糖質だって控えているのになぜ痩せない!?」そんな疑問を抱えている人はいませんか。実はその原因、「脳」にあるかもしれませんよ。

「脳は私たちの体を正常に働かせるために様々な指令を出しています。そのために脳内物質や神経伝達物質と呼ばれるものがあるのですが、そのバランスで痩せやすくも、太りやすくもなるんです」(フィットネスライター)

 では、どんな物質のバランスが関係しているのでしょうか。

「“セロトニン”という言葉を聞いたことがないでしょうか。これは別名“幸せ物質”などとも呼ばれ、脳内で増加すると満腹中枢が満たされるために体が必要とする以上の食物摂取を防ぐことができるんです」(前出・フィットネスライター)

 この幸せ物質=セロトニン、いったいどうやったら増やすことができるのでしょうか。

「心地いいものを見たり聞いたり、やったりした時に増えます。また、寝ている時には分泌されず、朝、太陽の光を浴びるとスイッチが入るのです。他にもリズミカルな運動をしたり、仲の良い友人や恋人と触れ合ったりすることでも分泌が促進されます。逆にストレスを感じると、分泌量が少なくなります」(前出・フィットネスライター)

 なるほど、なかなか痩せることができずにリバウンドしてしまう人は、ダイエット自体がストレスになっているのかもしれません。続けて話す。

「確かに運動や食事制限を“やらなきゃいけない”という思いがストレスになっている可能性は高い。すると、ステロイドホルモンという物質が副腎から分泌されてしまうんです。この物質は食欲を増進したり、皮下脂肪をためやすくしたりする働きがあるので、運動や食事に気を使っても痩せにくくなるんです」

 何か嫌なことがあるとヤケ食いをする人がいますが、このホルモンが関連しているのかもしれませんね。ストレスを溜めないように気をつけなくては。また、セロトニンは肉や魚、大豆製品や乳製品といった、タンパク質をしっかり摂ることでも分泌が増やせるのだとか。

 ダイエットだからといって気持ちに負担をかけることはせず、規則正しくストレスなく生活すると心も体も軽くなります。ストレスを感じたら軽く息抜きをして、気に留めないようにするのが、「ダイエット脳」を作って、痩せ体質にするコツですよ。

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