1989年から1996年にかけて週刊少年ジャンプで連載された『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』。人気RPGの『ドラゴンクエスト』の世界観・設定を基にしたオリジナルストーリーの作品です。本作にはゲームには登場しないオリジナルの魔法も数々登場しました。今回は、そんな『ダイの大冒険』のオリジナル魔法を紹介します。
■懐かしいと感じる人も多いはず!
●トベルーラ(飛翔呪文)
宙に浮かんだり、宙を自由に飛ぶことのできる呪文。ゲームでおなじみの目的地まで移動できる呪文「ルーラ」を応用したものです。作中ではポップが使用することが多く見られました。トベルーラを駆使した空中戦を行うなどをしていましたね。
●リリルーラ(合流呪文)
こちらもルーラを応用した呪文。唱えることで仲間の元に移動し、合流することができます。作中では、アバンが異空間に閉じ込められた際にルラムーン草の粉末を使って発動させ、脱出をする描写がありました。
●ベタン(重圧呪文)
敵に高い重圧を加えて押しつぶす呪文です。作中ではポップが主に使用し、竜騎衆の駆るドラゴンたちを倒すなど高い効果を発揮しました。後に『ドラゴンクエストX』や『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』に登場するなど逆輸入現象が起こりました。
●メドローア(極大消滅呪文)
メラ(炎)とヒャド(氷)という正反対の特性の魔法を合体させることで、あらゆるものを消滅させるエネルギーを生み出し、それを弓のように放つ魔法。作中では最強の呪文の一つとされており、ポップとその師匠であるマトリフのみが使用しました。
●ドルオーラ(竜闘気砲呪文)
ダイやその父バランなど、竜の騎士のみが持つ竜闘気(ドラゴニック・オーラ)を圧縮して放つ呪文。威力は絶大で、作中では半島を丸ごと消滅させました。メドローアと並ぶ最強呪文とされています。