自炊男子が増えているというけれど……35歳未満の男性は食費の6割が外食!

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単身の若い男性は自炊したくてもなかなか毎日。総務省統計局の平成26年家計調査のデータによると、35歳未満の男性の単身世帯の食事情は、かなり外食に頼っていることがわかりました。今回はそんな単身男性の食生活について考えてみましょう。



■35歳未満の単身男性は、食費約4.7万円のうち外食が約2.7万円!

家計調査のデータによると、単身世帯の男性の食費はどの年代でも女性よりも高くなっており、外食の比率も圧倒的に高くなっています。中でも35歳未満の男性はひと月あたりの食費全体が約4.7万円、その内の約2.7万円が外食費となっていました。食費の6割近くを外食が占めているようですね。

平日の食事を考えてみましょう。朝は食べないかコンビニで買ったおにぎりやサンドイッチ。昼はラーメン屋や定食屋、夜は牛丼チェーンやお弁当屋で買ってサッと食べる。こんな生活の男性が多いでしょう。そうすると自分で作って食べるなんてタイミングなんてほとんどありませんよね。

■できあいの総菜やお弁当を買う「中食」も約9,000円

できあいのお惣菜を買ったり、お弁当屋さんで買って帰って家で食べることを「中食(なかしょく)」と呼ぶようになりましたね。お金を節約しようとすると外食のいくらかを中食に変えるという男性もいるでしょう。家計調査でも「調理済みの食料」すなわち「中食」がひと月あたり約9,000円となっていました。

夜遅くまでやっている惣菜屋さんやスーパーがありますし、最近ではコンビニでも調理済みの真空パックものが増えてきましたね。味も工夫されていて、あたかも「誰かに作ってもらった」ようなものが食べられるようになりました。揚げ物ばかりのお弁当を買うよりも健康的でお金もかからないため、中食の需要は増えるばかりです。

いかがでしたか? やはり単身男性の食生活はあまり健康的だとは言い難いようですね。どこかで健康を考えた食事にシフトしていけば、食費も抑えられて一石二鳥ですが、便利な外食・中食も取り入れつつバランスを保つのが現実的でベストな選択なのかもしれません。

(ファナティック)

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