古代ギリシアの都市国家デルポイは、太陽神アポロンを祀った神殿で神託が下されていたことで知られている。このデルポイの神託は、1,000年以上にわたり古代ギリシア世界で最も権威ある神託であった。 一説によれば、デルポイの神殿の司祭は、神とされた高度な科学技術を持つ異星人、あるいはタイムトラベラーからハイテク情報機器を使用することが許されていた言われている。 この度、それを裏付けるかのように、紀元前100年頃のギリシア彫刻の中に現代のノートPCらしきものが刻まれていることが明らかとなった。 記事提供=カラパイア
問題の彫刻は、アメリカ、カリフォルニア州にあるJ・ポール・ゲティ美術館に展示されている。説明書きには「肘掛け椅子でくつろいだ女性が、召使の少女が持つ底浅の収納箱の蓋に手を伸ばしている」とある。このレリーフはギリシアの埋葬品の一部であり、死者が死後にもこの世と同じ悦楽を得られるように願ったものだと考えられている。
だが、そこに彫られている物体は現代のノートPCそっくりで、ご丁寧にUSBポートらしき穴まで付いている。また収納箱との説明の割には、宝石箱としても幅が狭すぎ、伝説のパンドラの箱の記述とも一致しない。