深田恭子とディーン・フジオカの“ダメっぷり”に視聴者がハマってきた?

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深田恭子とディーン・フジオカの“ダメっぷり”に視聴者がハマってきた?

 2月9日、深田恭子の主演ドラマ「ダメな私に恋してください」(フジテレビ系)第5話が放送され、視聴率8.7%を記録した。同ドラマは初回からすべて1桁で「深キョンドラマ低迷」などと報じられているが、状況は悪くないという。テレビ局関係者が語る。

「業界内では、同クール作品との比較を目安にしています。5話までの平均視聴率を比較した場合、前作の香里奈主演『結婚式の前日に』は5.9%、その前の西内まりや主演『ホテルコンシェルジュ』は8.5%で、今作の9.0%は悪くないんです。しかも、どんどん下がって最終話で6.4%を記録した『ホテル~』と違い、良くも悪くもブレずに9%前後を記録していますからね。悲観するスタッフはいないですよ」

 時間帯としては悪くない数字で安定しているという「ダメな私に恋してください」。その理由は、主演の深田恭子とディーン・フジオカの演技にあるという。ドラマ関係者が語る。

「深田さんのぶりっ子な声のトーンが癖になります。恋人に『最上くぅ~ん』と言う姿は、2004年に出演した『南くんの恋人』(テレビ朝日系)で、『南くぅ~ん』と言っていたのとまったく同じ。当時は女性たちからの反感を買いましたが、突き通した結果、今では好感を持たれるようになった。また、NHK朝ドラの『あさが来た』でディーンさんのファンになった人は、ヤンキー口調の演技に違和感や『下手』という印象も受けたと思います。ですが、そのワントーンな感じが独特で、次第にハマってしまうんです」

 普通なら「学芸会」と揶揄される演技かもしれないが、持ち前の魅力で逆に評価されている深田とディーン。タイトル名さながら、視聴者は二人の「ダメな部分に恋して」しまうのだろう。

(長谷部葵)

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