16日に放送された「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)にゲスト出演した、モノマネタレントのコロッケ。
大げさなリアクションでモノマネをして、ふざけすぎるのが魅力だが、時々、やりすぎてファンから怒られることを明かした。
モノマネをするという職業柄、人を観察する目は鋭く、妄想劇が止まらず、人を見ていると、勝手に妄想がはじまってしまう。
ある女性を横断歩道で見かけたコロッケ。
立っている姿が恐竜に似ており、ハンドバッグを両手でつかんで、胸の前で持っていた。
車に乗っていたコロッケはわざわざ車を止めて観察。
「こうやって動いたら面白いな!」と思っていたら、その通りに顔から動いて歩き出し、「ティラノサウルスだ!」と思ったとか。
そういうひとつひとつ仕草を観察していると、物語ができてモノマネができあがると明かした。
先日は、「歌っているときに、友達を見つけた長渕剛」ができあがった。
長渕の名曲である「とんぼ」で「おぅ、おぅ、おぅ～♪」のところのフレーズの最後を「おぅ?」と、語尾をあげる。
「これをファンの前で2回目なんですけどやったら、"大事な曲なんでやめてもらえません?"」と、マジ顔で叱られたそうだ。ファンにとってはとても大事な曲。
「神聖な場所に"おぅ?"はダメでしょ?」と､自らダメ出しをした。
また、三代目J Soul Brothersの「R.Y.U.S.E.I」で、虫を追い払っているというのを披露したところ、音が大きすぎて声は聞こえなかったが、一番前に座っていた女性の口元が明らかに、「ち・が・い・ま・す」と、言っているのがわかったそうだ。
迷惑なことはわかっているが、「やめるつもりはない」と、モノマネ魂に誓っているコロッケ。
モノマネをする相手の人に対しては、リスペクトしており、舞台を見に行ったり、勉強したりして研究は怠らない。
常に「すみません」という気持ちで行っているが、「そういう気持ちがあるならやらないよね」と、野口五郎からクギを刺されたことも明かした。