“不妊症隠し”は的外れ?山口智子の「産まない選択」に共感する同世代女性たち

| アサジョ
“不妊症隠し”は的外れ?山口智子の「産まない選択」に共感する同世代女性たち

 女性誌「FRaU」3月号に掲載された山口智子の1万字ロングインタビューが波紋を広げている。

 山口は夫で俳優の唐沢寿明との間に子供をもうけなかったことについて、「子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました」と“産まない選択”をしていたと明かしたからだ。この山口の発言に対して「懺悔の念を感じる」と言う芸能評論家や「不妊症を隠しているのでは?」と推測するネットユーザーが続出している。

「07年に当時の厚生労働大臣だった柳澤伯夫が、自民党県議の集会で『女性は子を産む機械』と取れる発言をしたことで物議を醸しましたが、機械とまでは言わなくとも『女性は子どもを産む存在』だという考え方を持つ日本人が、残念ながら老若男女を問わず今でも少なからずいるというのが現実です」

 と言うのは、山口に取材をしたことがある女性誌編集者だ。

「私自身も過去に男性上司から、『出産しない女は未来に責任を持たない無責任者』と断じられたことがあり、山口さんにそのことを話すと、一緒になって怒ってくれた経験があります。『“家”という宿命に縛られるのではなく、自分自身が後悔しない人生を自分で選び取りたい』と明言している山口さんのように、産まない選択をして生きる女性もいることをもっと知ってほしいですね」

 山口は女優業のみならず、自分の考えを伝えていく講演活動に力を入れてみてもいいのでは。

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