清原和博容疑者が育った大阪府岸和田市を「貧しい人が集まって暮らす場所」と紹介していたことがわかった。このことをサンケイスポーツがとりあげネット上でも話題になっている。
これを言い出したのは維新の会の遠藤敬国対委員長で、「日本だから静観しているが、逆の立場だったら、とんでもない話だ」と批判。
そんなわけで該当記事を編集部で探してみたところそれらしい記事を見つけることができた。
6日付の朝鮮日報の記事を見てみるとそれらしい物を見つけることが出来た。そこにはこう書かれている。
「清原は大阪近くの庶民が多く住んでいる町出身である」
貧しいなどとは書かれておらず、この内容は許容範囲ではないだろうか。では何故維新の会の遠藤敬国対委員長は怒っているのだろうか。それは朝鮮日報日本語版に問題があった。
日本語に訳された文章を見てみると次の様に翻訳されていたのだ。
「清原容疑者は貧しい人々が集まって暮らす大阪府岸和田市の出身だ」
原文が庶民だったのに対して何故か貧しいに翻訳されてしまい、更に貧しい人々が集まってとそういう人達が集うかのような表現に変更されている。これは朝鮮日報日本語版の翻訳者に問題があっただろう。維新の会の遠藤敬国対委員長もこれを読み激怒したようだ。
朝鮮日報日本語版の翻訳者が誤訳したのか、意図的に「貧しい」に翻訳したのかで問題が全く異なってくる。少なくとも原文は「庶民的」であった。