■これは禁物! 自分勝手なお願い
まず最初に、やってはいけない例をご紹介しましょう。例えば、同じフロアで働いているけれど、こちらから相手に依頼するような間柄ではない場合。でも、相手はプレゼン上手で通っていて、ぜひ今度のプレゼンについてアドバイスが聞きたいとしましょう。そんなとき、メールでこう言ったとしたらどうでしょうか。
悪い例:役員会議でプレゼンをすることになりまして、明日の定時後にそのリハーサルを見てもらえませんか。発表資料を添付しておきますので、確認よろしくお願いします。
一見ていねいなメールですが、そもそも相手の予定は空いているのか、オッケーしてくれるのかどうかわからないのに、勝手にお願いしてしまっています。しかも内容はあいまいなのに重大で、メールを一通送っただけで押し付けるのはおこがましいものです。全て自分の都合を優先していて勝手な印象を与えてしまいますね。
■お願い上手は、乗せ上手
それでは、どんな風にお願いすれば良いのでしょうか。先程の例を書き直してみましょう。
良い例:実は、来週月曜日の役員会議で部門費のプレゼンをする予定です。一度、プレゼン上手な山本さんに練習を見てもらえると嬉しいのですが、明日の定時後にお時間ありますでしょうか?後ほど改めて相談させていただきに参ります。
この書き方では、「なぜその相手にお願いするのか」が明確になっていますね。「プレゼン上手」という一言ですが、依頼理由になっているとともに、相手を褒めて気持ちに訴えかけています。さらに、時間の都合を確認しているのも好印象ですし、プレゼンの日程や概要もおおよそ分かります。