夜がガラッと変わるのはフジだけではない。すでに「報道ステーション」(テレビ朝日系)のキャスターが古舘伊知郎(61)から同局の富川悠太アナ(39)に代わることは発表されている。これに対し、NHKも「クローズアップ現代」から国谷裕子キャスター(59)が降板、しかも、放送時間を現在の7時半から2時間半も繰り下げた10時スタートとなることが決まっている。
「番組の狙いはズバリ、男性視聴者の獲得です。夜のニュース戦線に30~40代の妙齢の女子キャスターを7人も投入したのは、裏の『報ステ』潰しを意識してのこと。それぞれの女子アナの得意分野を生かしながら、日替わりで登板させることになる。毎日美女アナが代わればオヤジの視線を釘づけにでき、古舘が降りてパワーダウンした『報ステ』を一気に叩けるわけです」(芸能デスク)
NHKの豊富な人材から選りすぐりで抜擢された7人の美女侍は杉浦友紀アナ(32)、久保田祐佳アナ(33)、井上あさひアナ(34)、松村正代アナ(34)、小郷知子アナ(37)、鎌倉千秋アナ(37)、伊藤敏恵アナ(43)の面々。女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏も歓迎する。
「ベテランから中堅まで、いろいろなタイプのアナウンサーが出演するというのは贅沢すぎる。毎回違ったタイプの美女アナを楽しめます。特に目玉となるのが、井上アナ。昨年3月に『ニュースウオッチ9』を降板し、京都放送局に異動になったばかりですが、さっそく全国ネット番組に戻ってきたのは実力もさることながら、幸運も持っているからなのでしょう」
カムバック早々、4月からは「歴史秘話ヒストリア」の司会も決まり、一気にメディアへの登場が増えそうだ。
素顔の井上アナについてNHK関係者が称賛する。
「井上アナは『ニュースウオッチ9』で『サラリーマンのアイドル』と言われ、番組を降板した際には『あさひロス』現象が起きた。素顔も天然で飾らないタイプで、局内にファンは多い。