昔より親しみやすくなったワイン。ワインを飲む機会があったとき、周りの人よりも少し知識があったらカッコいいですよね。そこで今回は、ワイン初心者でも知っておくとちょっとだけ通に見える雑学や知識をご紹介します。
■飲む順番は決まっている?
基本的には軽いものから重いものへという流れがあります。例えば、すっきりとした白からコクのある白、軽やかな赤から重みのある赤へ…。重いものを飲んだあとに軽いものを飲んでも、舌が繊細な味わいを感じ取りにくくなる為です。また、コース料理が白から赤に合うような流れになっていることも要因の一つです。
また、何を飲めばいいのかも迷うところですよね。ワインの生産国、品種、造り手の数は膨大です。把握していなくて当然です。レストランなどで何を飲めばいいかわからない時は、「この料理に合ってすっきりと飲みやすいもの」など、簡単に自分の要望を伝えつつ素直に店員さんに聞きましょう。
■グラスの持ち方
ワイングラスをかの昭和の大スターの如く、ブランデーグラスのように持つのは避けましょう。ワインはその品種ごとに適した温度があります。ブランデーグラスのように手のひらで持ってしまうと、せっかく適した温度で提供されたワインが温まってしまいます。指先で柄の部分を持つと、見た目もエレガントですよ。
■スクリューキャップ
オーストラリア産やニュージーランド産でよく見られるスクリューキャップ(ペットボトルのキャップの形状のもの)。その魅力は低コストだけに限りません。酸化防止はもちろん、通常はコルクを通して空気の侵入を防ぐためにボトルを横に寝かせて保存しますが、スクリューキャップだと密閉されるために立てて保存できます。
コルクにするかスクリューキャップにするかは生産者の好みです。