江戸時代の幕末〜明治時代初期の古写真にはカラー写真のように色鮮やかなものがよくみられますよね。当時はカラー写真はまだありませんから、あれらの写真はモノクロ写真を着色したものなんです。
こういった手法の写真のことを「彩色写真」あるいわ「着色写真」と呼び、当時日本に観光に来る外国人観光客にはとても人気が高かったそうです。いまでいう観光地のポストカード的なものだったのでしょうか。
また、当時日本最大の開港地であった横浜を中心に人気となったお土産だったため「横浜写真」とも言われていました。横浜写真の代表的な写真家であったイタリア人のAdolfo Farsarii(アドルフォ ファルサーリ)もまた、当時は横浜を中心に活動していました。