昨年、就活時期が大きく後ろ倒しになったことで、学生側も企業側も混乱していたところが多くありました。しかし実際は、就活解禁時期を無視して、インターンやミニセミナーなどでの「青田刈り」活動が行われ、優秀な学生の囲い込みはあるようです。
そんな中、学生達が最も注意すべきは、昨年も大きく問題となった「オワハラ」。とくに今年は、去年採用活動に出遅れて他の企業に人材を取られてしまった企業が必死になって学生を捕まえようとし、「オワハラ」もさらに加速する危険性があるかもしれません。
というわけで、今回は、2016年卒の就活生達が経験した「オワハラ」の実態をご紹介します・
■コップの水をかけられ・・・脅しはザラ「友達が経験したオワハラは、ある会社の内定を断って就活を続けることを伝えたら、会社に呼び出され、コップの水を掛けられて怒鳴られたらしい。あと、別の会社だけど、そこも内定を断った子が『もう君の大学からは採らない』なんて言って脅されたりしたらしい」(A大学)
信じられないような話ですが、内定を断ったり、就活を続けたいという意志を見せた就活生に対して、怒鳴りつけたり、学校を引き合いにだして脅迫する…なんていう企業は、意外に多く見られたようです。
はては、水をかける、胸ぐらを掴むなど、暴力的な手段を使う企業も。完全に違法ですよね…。
また誓約書等を書かされた、なんて声も多くありましたが、実は、基本的に多くの企業の10月1日以前の内定の連絡は「内々定」であって、正式な契約ではありません。なので、多くの場合、そういった内々定時にサインする紙・誓約書などにはなんの効力もないんだそうです。もし不安なことがあれば、自分の大学のキャリアセンターなどに相談してみましょう。
■「勉強会」という名の就活妨害「某不動産会社は、採用活動解禁前に内定を出して、内定者たちにすぐ自社の『勉強会』に通わせることを強制していた。それもかなり長い期間拘束するものだったので、実質的な就活妨害だったと思う」(H大学)
また、企業の中には、早めに内定を出して、資格取得のための「勉強会」に通わせたり、「研修」「懇親会」などの名目で長期間拘束するようなところもあったようです。