​世界で10億人が強度近視患者になる可能性

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3月22日放送、「グッド!モーニング」(テレビ朝日)では、世界で10億人が強度近視患者になる可能性。近々、世界で10億人が強度近視患者になる可能性があり、失明の可能性もあるとされた。近視とは、近くは見えるが遠くは見えづらいという状況で、強度近視は指を近づけないと指紋が見えない人の事。

オーストラリアの大学が先月発表した2010年の世界の近視患者は、人口が60億人いるうち、14億600万人もいるとのことだった。そして1億6,300万人が、強度近視患者だった。2050年には、人口95億人と言われているうちの近視患者が47億5,800万人、強度近視患者が9億3,800万人になると予想されている。原因のひとつが、パソコンにゃスマホの普及。同じ距離で狭い画面を見続けると、目の筋肉が固まってしまい、焦点が合わなくなって近視になる。日本人を含むアジア人は、遺伝的に近視になりやすいのだそうだ。すでに6割~7割が近視で、半数が強度近視患者だという。今後、さらに増加してきそうだ。

近視により失明する理由は、水晶体・網膜・視神経に大きな負担がかかり、白内障になってしまったり、加齢黄斑変性や緑内障になる可能性が高まるためだと見られている。白内障や緑内障の手術は、白内障は15分程度の手術で終わり、入院も必要なく、ほぼ完治する。緑内障は目薬で治療するので月600円程度となる。加齢黄斑変性の場合は、目に注射を打つ治療をおこなうが、この2つは主に進行を遅らせるのが精一杯で、根本的な治療にはなっておらず、完治はしない。

白内障は、治療せずに症状が進行してしまっても、手遅れにはならない。ただし、他の病気を併発する可能性があるので、症状が気になったら早めに眼科を受診したほうが良い。白内障の治療は、病気の進行段階によって異なり、生活に支障が出ていない場合は薬でも対応できる。白内障の手術は、濁った水晶体を超音波で砕いて、取り出して、眼内レンズを入れることが行われる。

しかし、希望もある。大阪大学の西田教授が、今月8日に発表したのは、IPS細胞を使って細胞群を作り出し、世界ではじめて、目の細胞すべての形成に成功した。これによって強度近視が完治する可能性が高まったという。2年以内に臨床試験を開始する予定とのことだった。

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