日本でも、東京・銀座の宝石店が被害にあい、被害総額40億円。フランス・カンヌで起きた事件では、ホテルの宝石展示会場で被害額1,330億円にものぼった。
フランス・パリでの宝石店では、店員を威嚇して宝石を盗んだ。ピンクパンサーの鉄の掟は、犯行は2分以内に行うこと、絶対に人を傷つけないこと。UAE・ドバイのショッピング施設「ワフィモール」に車で突入して高級ジュエリーを奪い、被害額約4億8,000万円。犯行に使われた白い車を運転していた人物は女性で、宝石店の下見役だったという。犯行に使用した盗難車を放火したが、燃え残った遺留品からDNAが検出され、多くの逮捕者が出た。容疑者は全員、旧ユーゴスラビア出身者だった。ピンクパンサーの逮捕の難しさは、メンバーが毎回違うことにある。
また現金ではなく宝石を狙うことで逮捕が難しくなっているという。日本でも、模倣犯であるピンクパンダの犯行があった。爆買い中国人に紛れて入ってきたという。
ピンクパンサーは、今まで殺人は一度も犯していない。また、警察に捕まった仲間を助けるなどの行動も取る。だが、義賊というわけではなく、れっきとした犯罪組織だ。ピンクパンサーという映画があり、盗まれたダイヤモンドがメンバーの恋人の化粧品瓶の中にあったことが、映画のワンシーンとまったく同じだったことから名付けられた。国際刑事警察機構(ICPO)の捜査員がピンクパンサーと名付けた。日本人は所属していないとされ、約200人のメンバーは殆どが旧ユーゴスラビア難民だとされている。