集え妖怪ファンっ!今昔の妖怪たちが大集結!東京・大阪で開催「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」

| Japaaan
集え妖怪ファンっ!今昔の妖怪たちが大集結!東京・大阪で開催「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」

これは妖怪展の決定版ですよ!国宝、重要文化財を含む一級の美術品が勢揃いの「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」が東京会場と大坂会場の2カ所で開催されます。

これまでに開催されてきた妖怪展は、民俗学的な観点からキュレーションされたものがほとんどでした。本展は、美術史学からみた妖怪展。“異界への畏れの形”の表現を、縄文時代の土偶から、平安・鎌倉時代の地獄絵、中世の絵巻、江戸時代の浮世絵、現代の「妖怪ウォッチ」まで、4,000年の妖怪の全貌が一挙に公開されます。

月岡芳年「百器夜行」大判錦絵二枚続 慶應元年(1865)国際日本文化研究センター蔵 ※東京会場 前期(7月5日~31日)展示

現存する最古の「百鬼夜行絵巻」として名高い真珠庵本(重文)などの妖怪絵巻の代表作たちや、平安〜鎌倉時代に描かれた国宝「辟邪絵」は、絶対に見逃せません。仏教の伝来から地獄の思想が広まって描かれた地獄図には、鬼やもののけがいっぱい。時に恐ろしく、時に慈しみを持って描かれました。異界の怪物を描いた「土蜘蛛草子絵巻」(重文)はじつに禍々しく、鬼たちが人間を解体して食している「沙門地獄草紙 解身地獄」はなかなかホラーです。

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