昨年の日本女子ゴルフ賞金女王イ・ボミ(27)に、美しい強敵が現れた。韓国賞金女王のキム・ハヌル(27)はその実力だけでなく、ボミが白旗を揚げるほどの魅力を持っているのだ。
国内女子ゴルフツアー第4戦「アクサ・レディース」で初日から首位をキープし、優勝を飾ったハヌル。14年に日本ツアー予選会を受験して昨年から本格参戦しており、今季が2年目だ。スポーツ紙デスクが解説する。
「15年9月の『マンシングウェア東海クラシック』で日本ツアー初優勝も、トップ10入りまで18戦かかるなど、言葉や環境、コースになじむのに時間がかかった。今季もここ2戦、最終日を首位で迎えながらV逸と、メンタルの弱さを指摘する声もありましたね」
だが、ツアー史上初の「3週連続で初日と2日目でトップ」のハヌルは開き直って5打差の圧勝劇を演じ、ファンから熱い歓声が起こった。スポーツ紙デスクが続ける。
「1日に1個と律していたコンビニのスイーツ菓子を食べまくり、当日は寒さ対策からトレードマークのミニスカでなくパンツ姿で登場。それも勝負カラーのブルーという念の入れようでした。殻を破ったハヌルはボミに劣らぬ人気。勢いもあり、今季賞金女王の最有力にあげられています」
ハヌルは韓国語で「空」の意味。18番でバーディパットを決めると両手を空に向かって突き上げ、満面の笑みを浮かべた。韓国在住スポーツライターが言う。
「韓国での愛称は『スマイル・クイーン』。『スマイル・キャンディ』と呼ばれるボミと人気を分け合っています。ともにミニスカ好きですが、ハヌルはプロ入り直後から『トレードマークを持て』という父の勧めで愛用している。158センチで愛くるしいタイプのボミに対し、170センチの長身にメリハリのある豊満ボディのハヌルのキャッチフレーズは『美しいにもほどがある』。2人も実家が近く、建国大学の同級生で、仲がいい」
とはいえ、2人が火花を散らすこともあるようだ。ゴルフ誌編集者が明かす。
「昨年、ボミが日本ツアー史上最高獲得賞金額で女王に輝いた背景には、ハヌルへのライバル心があったと思います。開幕当初、ハヌルにカメラマンが殺到すると、ボミは報道陣にサービスコメントをして囲まれる。