プリンスを襲った“孤独死”に漂う喪失感と「明日は我が身」感

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プリンスを襲った“孤独死”に漂う喪失感と「明日は我が身」感

 4月21日午前、ミネソタ州の自宅兼レコーディングスタジオで、世界的に有名な歌手のプリンスが死亡した状態で発見された。

 本名プリンス・ロジャー・ネルソン。1958年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。学生時代にバンドを始め、78年にレコードデビュー。84年に発表したアルバム「パープル・レイン」は全米で1300万枚を売り上げる大ヒット作に。アメリカ音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を7回受賞したほか、アカデミー賞も受賞。これまでのアルバム販売数は1億枚を超えている。04年には「ロックの殿堂」入りを果たし、この時点ですでにアメリカの音楽界における伝説的存在だった。

「ポップス界のプリンスとも言えるプリンスが57歳という若さで死亡したことは残念極まりない。オバマ大統領が発表した声明ではありませんが、彼ほどポピュラー音楽に大きな影響を与え、その才能で多くの人たちを魅了したアーティストはいません。まだ明確な死因は不明ですが、たった1人で最期の時を迎える“孤独死”だったことは確か。改めて孤独死が身近にあること、誰にでも起こり得ることだと痛感させられました」(音楽プロデューサー)

 4日前にはインフルエンザで病院にかかっていたとされるプリンス。その時にはインフルエンザ以外に何か異常はなかったのだろうか。心よりご冥福をお祈りしたい。

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