「伝説の記者会見」で振り返る芸能スキャンダル(4)キムタクの不機嫌すぎる結婚発表

| アサジョ
「伝説の記者会見」で振り返る芸能スキャンダル(4)キムタクの不機嫌すぎる結婚発表

 00年11月23日、SMAPの木村拓哉が工藤静香との「デキ婚」を発表した時のこと。ジャニーズどころか、常に「抱かれたい男NO1」に君臨する当代きってのトップスターの結婚発表は衝撃の一語に尽きた。

「事実です。4カ月ですが詳しいことは本人に聞いてください」

 実はこの日、スポーツ紙によって「キムタク、パパに」と報道されていた。木村は自身の口から発表したかったものが、抜き打ちの報道によって“苦渋の会見”となってしまったのだ。それにしても、この日から15年以上が経つが、今なおSMAPから次の結婚報告が聞かれないのは不思議と言うしかない。

 変わったケースの会見としては、03年8月26日、久米宏の「ニュースステーション」(テレビ朝日系)降板発表が挙げられる。それまでも何度か降板をほのめかした久米であったが、報道番組の革命として高い視聴率を維持していたため、そのたびに慰留を受けてきた。ところが──、

「十二分にやった。スタミナ切れ」

 久米の解釈は、番組そのものの終了である。ところが、報道陣が後任の古舘伊知郎の名を出すと、久米はいつものクールさと一変して声を荒げた。

「番組がなくなるのに後任がいるとは、どういうことなんだ!」

“テレビの天才”たる久米のプライドが見えた一幕である。そして「後任」に収まった古舘もまた、決して円満とはいかない形で今春の降板を迎えている。

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