芸能人の場合、その名前はほとんどが本名と違う芸名だが、さまざまな事情が絡んでいる場合が多い。キュートなルックスでCMに引っ張りだこ、さらに映画『ちはやふる』で主演を務めるなど女優としての活躍も目覚ましい広瀬すず(17)の本名は、大石鈴華。芸名の苗字は、先に芸能活動をしていた姉の広瀬アリス(本名は大石麻由子)に合わせたもので、名前の“すず”は本名の“鈴”からとったものらしい。
NHKの大河ファンタジー『精霊の守り人』で主演を務める綾瀬はるか(31)もその一人。本名は非公表となっているものの、蓼丸綾という本名であることが広く知られており、2000年にホリプロスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞した直後は本名のままグラビア活動を行なっていた。芸名はインターネットの公募で1万6000件の中から決定。その由来としては、本名の“綾”が入っていること、大林宣彦監督の映画『はるか、ノスタルジィ』の登場人物からとられた、などの説が挙げられている。
昨年、俳優の山本耕史(39)と結婚したことが話題となった女優の堀北真希(27)の本名は、原麻里奈というもの。なんでも「江戸城の“堀”の“北”西にある清瀬市でスカウトされた“真”に日本芸能界の“希”望の星になれる存在に」という意味があると言われているが……これはちょっと強引な憶測のようだ。また、一時は本名をもじった“原真希”も候補に上がったが、“腹巻き”と同音になるために却下されたとも言われている。
2002年にホリプロスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でグランプリを受賞してデビュー、2005年にはNHK大河ドラマ『義経』の静御前役で注目されるなど、女優として活躍している石原さとみ(29)。彼女の本名も非公表になっているが、デビュー当時は本名の“石神国子”で芸能活動を行なっていた。“石原さとみ”の由来は、ダイヤの“原石”の文字を入れ替えたもので、名前は最初“聡美”にする予定だったが、画数判断で平仮名になったとか。デビュー時から大きな期待を掛けられていたようだ。
2000年に映画『バトル・ロワイヤル』での演技が注目され、その後長きにわたって映画やドラマで活躍している女優の柴咲コウ(34)。その本名は“山村幸恵”という、けっこう地味な印象を受ける名前であるようだ。芸名はかわかみじゅんこの少女漫画『ゴールデン・デリシャス・アップル・シャーベット』(短編集『少女ケニヤ』収録)の“柴崎紅”という登場人物が由来。この登場人物がどことなく自分に似ていると感じた彼女は、自分でこの名前にすることを決めたという。
芸名の由来もさまざまだが、いかにも「適当に決めました!」的なものも少なくない。しかしこうして改めて振り返ると、この名前でなければ大成しなかったのではないか、とも思えてくるから不思議だ。
綾瀬はるかに堀北真希、芸名の由来が“意外すぎる”女優たち
2016.05.15 10:00
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