正しいお墓の掃除方法と家の掃除には共通点が多い!

| 心に残る家族葬
正しいお墓の掃除方法と家の掃除には共通点が多い!

ある日の墓参りの際、霊園の手洗い場にタワシが置かれているのが目に入った。小型の亀の子タワシにプラスチック製のハンドルのような物が付いているタイプで、誰もが見たことがあるありふれた物だった。ここに置かれているということは墓掃除に使うための物であり、霊園の方が用意して下さったのだろうと思って私はそのタワシで亡き父の眠る墓石をそれでガシガシと磨いていたのだが、母に「そんなもので磨いてもいいの?」と訝しく尋ねられた。

■お墓をタワシで掃除するのはダメ!

「霊園に置いてあるものなんだからいいんじゃないの?」と私。
「それじゃ傷が付きそうだし、タワシで擦っちゃダメってテレビで言ってた気がするし、お父さんが痛いじゃないの」と母。
お父さんが痛いじゃないのという下りはさておき、テレビで言ってた気がするというのは聞き捨てならなかった。

そして、私はそれまで墓掃除の方法というものをきちんと調べたことがなかったと気が付き、この機会に調べてみたところ、どうやら母が正解だったようである。

墓石は石とはいえタワシなどで擦ると傷が付くこともあり、表面がコーティングされている場合はそれが剥げてしまう危険性もあるという。

■歯ブラシや軍手、スポンジ、布等がオススメ

墓の劣化の原因は主に埃、排気ガス、苔等で、海の側にある場合は塩が付くこともあるらしい。基本的には水を掛けて柔らかい布やスポンジで拭き取ればきれいになるようだ。

文字が刻んである部分や小さな隙間を磨く時に活躍するのは歯ブラシや軍手…つまり、テレビの情報番組等で紹介される家庭内のお掃除術のようなものが、そのまま墓掃除でも使えるということだ。

特に軍手は意外な掃除用具として、手にはめてそのまま掃除をしたい部分を指で磨いて捨てられるということで覚えておきたい道具である。

定期的に墓掃除をしている場合はこれで充分だと思われるが、問題は遠方にある墓などで、滅多に掃除に行かれないケースである。掃除の機会が減ると当然だが墓石の汚れは落ちにくくなり、劣化のスピードも進んでしまう。

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