オーガニックや無農薬になにかと注目の集まる現代だが、実際に実行するのは手間も費用もかかるもの。この度、ニューヨークの公園で新しい試みが始まった。それはヤギを使ったエコな雑草除去。この画期的な方法に注目が集まっている!
―8匹のヤギがお仕事中
ニューヨーク、ブルックリンのプロスペクト公園では先日、ワインとチーズを囲んだレセプションが行われ、正式にヤギ達がお披露目された。チケットは売り切れ、大きな関心が集まっているのがわかる。
アメリカの公園でよく見かけるポインズン・アイビー。この草は毒があることで知られており、公園の悩みの種であった。ヤギはそんなポインズン・アイビー等の雑草を食べるため、強い除草剤が使えず雑草除去が難しい場所などで活躍する。
ヤギの種類はヌビアンヤギ、アンゴラヤギ、そしてピグミーヤギの3種類。ニューヨーク州ラインベックにある農場がヤギの貸し出しをしている。このヤギ達、1匹で1日に約25ポンド(約11.34キロ)も食べると言うから驚きだ。
ヤギを放すことで、化学薬品を使わずに雑草除去ができるため、環境への悪影響は全くないという。この農場にはこういった目的でヤギを貸し出している先がいくつもあり、お行儀の良いヤギはハイド・パークの歴史的建物であるお金持ちの家、バンダービルドマンションの雑草担当になれたりするのだ。
このヤギ達は9月までプロスペクト公園に住み、農場のオーナーは1週間に2回様子を見に来る。ヤギは雑草除去するエリアのフェンスの中にいるので、直接触ったりはできないが、雑草駆除に忙しく働いていると同時に一心不乱に食事をしているヤギを見ることができる。
実はプロスペクト公園はハリケーンの影響を受けて大きなダメージを負ってしまった公園だ。何百という木が嵐によって倒れ、雑草が丘を覆ってしまった。