タイ南部にあるパンガン島。
ダイビング愛好家が集うタオ島と、人気リゾートサムイ島との間に位置する小さな島です。
パンガン島といえば有名なのがフルムーンパーティー。
パンガン島のフルムーンパーティーは、スペインのイビサ島、インドのゴアとともに世界三大フルムーンパーティーのひとつに数えられています。
フルムーンパーティーとは、島の南端にあるリン・ビーチで開催される野外レイブで、ビーチ沿いにオープンエアのクラブが立ち並び、夜通しハウスやトランス、R&Bといったさまざまなジャンルの音楽がプレイされる一大イベントです。
期間中はファイヤーショーも開催され、フルムーンパーティの日には約2万人の観光客が集まります。
そんなパーティーアイランドとして有名なパンガン島ですが、その素顔は実に素朴。
熱帯雨林が島の面積の70%を占め、ココナッツやドリアンといった熱帯の果実が豊かに実をつけます。
また、島の周囲9.2㎞に広がるサンゴ礁は多種多様な魚たちのすみか。
波が穏やかで数多くの白砂のビーチをもつパンガン島は、シュノーケリングやシーカヤックなどのアクティビティにも最適です。
素顔のパンガン島は、ここがパーティーアイランドとして有名な場所とは思えないほど手つかずの自然が残る、スローな風景に満ちています。
サムイ島やプーケットといった有名リゾートとは異なり、観光地化されすぎていない穴場のリゾートといえるでしょう。
特に西部はサンゴ礁と熱帯魚が棲む遠浅のビーチが広がっており、落ち着いて滞在できる人気のエリアとなっています。
島の北西部にある宿泊施設のうちの1つで、ハードチャパオと呼ばれるエリアにあるのがオススメのホテル「ベンジャミンズハット(Benjamin’s Hut)」。