【明日から話せる雑学】お医者さんの手術着が青や緑色なのはなぜ?

| 学生の窓口

大学生のみなさんは、最近病院でお医者さんを目にする機会はありましたか?医師の手術着は、青や緑といった寒色系が多いものです。「その色づかい、なんでなの?」と今まで疑問に思ったことのある人もいるかもしれませんね。ということで、今回は手術着の色に関する雑学をご紹介いたしましょう。

■手術中は目がやられる?

テレビドラマや映画に出てくる手術シーンはもちろん、実際に病院で遭遇する医師も、青や緑の手術着を着ていることが多いですよね。逆に白やピンクといった手術着を着ている人を見たことがあるという人は、かなり少ないのではないでしょうか。そこには医師にとって手術中に大変重要な「目」の問題が潜んでいました。

手術中、長時間にわたって医師が目にする色は何色でしょうか。それは患者の血液や内臓の色、つまり赤です。試しに赤い色をじっと見つめてみましょう。そして白い壁に目を向けると、緑色っぽい残像が浮かんで見えると思います。これを「補色残像効果」といいます。例えば赤色を見つめ続けると、その補色である緑の残像が残るのです。普段の生活ならさほど気にならないのかもしれませんが、繊細な作業も必要となる医師とって「残像がチラつく」というのは、大きな問題ですよね。
そこでその残像が出ないよう、赤の補色である緑を中心とした手術着や内装色が採用されているのです。緑系統の色には、補色である赤色の残像を消す効果があります。あの色が医師の目を守っているなんて、ちょっと意外な感じもしますよね。

■癒やし効果も……?

青や緑などの色には、人をリラックスさせる効果もあります。赤には人の心を高揚させる効果がありますが、逆に青や緑は人の心を落ち着かせる効果があるのです。長時間にわたる手術ならなおさら、できるだけ平静な心でいることが必要なのかもしれません。

病院の中には、ほかにもさまざまな色が使用されていますよね。待合室、診察室、玄関……など、病院内で使用されている色をチェックしてみると、新たな発見があるかもしれません。大学生のみなさんはまだ若く、病院に行くことも少ないかもしれませんが、機会があれば外科医師の衣服の色などにも注目してみてください。

文●ファナティック

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