大学生のみなさんは車を運転していますか? 車を持つ人にとって、ガソリン代の高騰は痛い出費のもと。世の中は全体的に「低燃費の車」を求める時代になっていますよね。とはいえ、やはり車にロマンを求める人もいるはず。たとえばF1の世界などは、スピードを出すために燃費などは特に気にしていなさそうですが……実際はどうなのでしょうか? 今回はF1レースで使用される車の燃費問題を探ってみたいと思います。
■F1カーって、燃費はいいの?
ズバリ、燃費はあまりよくありません! F1カーの燃費はリッターあたり1.3~2km程度と言われています。街中を走っている最新の軽自動車が、リッターあたり30kmをうたっているこの時代。燃費がいいとはとても言えませんね。そもそもF1に燃費のよさなんて求められていないのでは? という気もしますが、実はF1カーの燃費は日々改良されているようです。
■F1カーにもハイブリッドの時代がやってきた?
実は、F1の世界にもハイブリッドの波はやってきています。2014年からハイブリッドシステムが本格的に参入しているのです。それまでもエネルギー回生システム自体は存在していましたが、それはエネルギー効率を上げるものではなく、レースでの追い越しや逃げ切るときに使うものでした。2015年シーズンより、HONDAが「パワーユニットサプライヤー」としてF1に参戦。市販されているハイブリッド車とは異なるシステムで、車を減速させたときに余ったエネルギーや、エンジンから出る熱のエネルギーなどを回生させるハイブリッドシステムを採用することがすでに発表されています。位置づけとしては一般車と同じもので、アクセルと連動して作動するタイプになります。
さらに、変化しているのはエンジンシステムだけではありません。過去には3.5リットルに達していた排気量も、現在では1.6リットルまで減っています。スピードを競うF1の世界でも、燃費を意識した取り組みがなされているというわけですね!
スピードとロマンが詰め込まれたF1は、時代に即しながら、きっとこれからも変化していくことでしょう。興味がない人はなかなかレースを観る機会がないかもしれませんが、やはりプロのスピードやテクニックは圧巻。車が好きな大学生ならF1レースを観に行き、今回紹介したようなポイントにも着目してみると視野が広がりそうですね。
文●ファナティック