ゼミや授業の発表で、話すのが速すぎてなにをいっているのかわかりにくい人に会ったことはありませんか? たとえ正しいことをいっていても、話すスピードが速すぎるとそれだけで内容を聞いてもらえないものです。反対に、話すスピードをうまくコントロールすれば、それだけで一目置かれる存在になることができます。
■年配の方にはゆっくり話すべき
統計的に、年をとるごとに時間の流れが速く感じられるようになると言われています。「子どもの頃より、1年が過ぎるのが速くなった」という感覚はまさにこの現れです。こういった時間感覚を考慮すると、20代の人に話すよりも、70代の人に話しかけるときにはゆっくり話すといいでしょう。
年代によって話すスピードもありますし、置かれた環境によっても個人差があります。その人の話すスピードは、その人が聞いて理解しやすいスピードでもあるでしょう。様々な人と会話する必要のあるときは、話すスピードを変えて同じことをいったり、ちょっとした表現方法を変えたりして何度も言うと誤解を防げるでしょう。
■相手に合わせたスピードで話す
相手が理解しやすいように話すには、その人に合ったスピードで話す必要があります。それを見極めるには、まず挨拶や雑談から推測してみましょう。相手のことをまったく知らないままいきなり本題に入って、もしこちらの話すスピードが速すぎるとどうなるでしょうか。きっと理解してもらえないことでしょう。
話すスピードを変えるのは、ちょっと意識するとできる人もいれば、少し訓練が必要になる人もいます。普通にいう、速め、遅めにいってみる、または声の調子も変えてみるといいでしょう。甲高い声、低い声などを試してみます。プレゼンの練習時などに試しておくと、本番での聴衆のうなずき方によって、「もうちょっとゆっくり話さないと理解されてなさそうだな」などと観察する余裕も出てきます。