氷川きよし、「アモーレの元祖は自分」アピールは注目度が落ちている焦り?

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氷川きよし、「アモーレの元祖は自分」アピールは注目度が落ちている焦り?

 サッカー日本代表・長友佑都と平愛梨の熱愛がきっかけで一躍、人気キーワードとなった“アモーレ”。この元祖を名乗る歌手が現れた。演歌歌手の氷川きよしが6月13日、新作アルバムの発売記念イベントにて「僕のほうが先に言ってましたね」と主張したものだ。

 氷川によると、2011年発売のシングル「情熱のマリアッチ」にて、この“アモーレ”が掛け声に使われているのだという。そんな氷川の主張に音楽ライターは首をひねる。

「掛け声どころかタイトルに“アモーレ”が入った曲もたくさんあります。中森明菜は1985年に『ミ・アモーレ』を紅白歌合戦で歌っていますし、今を時めくベビーメタルは4月に新曲の『Amore-蒼星-』を発表したばかり。たかが掛け声程度で元祖を名乗るとは、ちょっと図々しくありませんかね」

 氷川としてはリップサービスだったかもしれないが、わざわざ自分から話を振る姿には、何とかして話題になりたいという焦りが感じられるようだ。そんな氷川について前出の音楽ライターはこう指摘する。

「演歌界では不動の地位を獲得し、最新シングルも週間2位にランクインしていますが、世間での注目度が落ちていることは否めません。すでに30枚ものシングルをリリースしているのに、代表曲は未だに2002年の『きよしのズンドコ節』ですし、最前線で活躍しているイメージがないのです。それゆえ最新キーワードに乗っかって注目を浴びたいと考えたとしても無理はありません」

 氷川本人は演歌ファンのオバ様たちにとっての“アモーレ”のはず。でもそれだけではとても満足することはできないのかもしれない。

(金田麻有)

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