大学生世代は知らない? かつて人気を誇ったゲーム雑誌5選

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現在ではゲーム雑誌もずいぶん少なくなってしまいましたが、ファミコンが日本で大旋風を巻き起こしていたころはゲーム雑誌の黄金時代でした。今回は大学生のみなさんは知らないであろう、今はもうなくなってしまった、かつて人気を誇ったゲーム雑誌をご紹介します。

現在も生き残っているゲーム雑誌といえば『ファミ通』が最も有名ですが、このファミ通は創刊時には『ファミコン通信』という名前で、ライバル誌がたくさんありました。まず、ファミコン通信のライバル誌を見てみましょう。

■『マル勝ファミコン』
出版社:角川書店

1986年に『コンプティーク』誌から独立して創刊され、創刊時から月2回刊というスタイルでした。この雑誌の編集スタッフが後の『電撃スーパーファミコン』を立ち上げることになります。1996年には『マル勝ゲーム少年』とタイトルを変更、1997年に休刊となりました。

■『ファミリーコンピュータMagazine』

出版社:徳間書店インターメディア(現・徳間書店)

1985年に創刊された日本初のファミコン専門誌で、「ファミマガ」の愛称で多くの読者に親しまれました。特に読者から支持を受けたのは「攻略記事」の充実です。ファミマガからは『超絶大技林』という攻略技・ウラ技の集大成ともいえるムックが生まれました。『ファミマガ64』にタイトル変更、『ファミマガWeekly』といった週刊誌も刊行されましたが、1998年には休刊となりました。

■『ファミコン必勝本』
出版社:JICC出版局(現・宝島社)

最初はムックとして刊行されていましたが、1986年に正式な月刊誌として創刊されました。「ヒッポン」という愛称で呼ばれ、1991年には『HIPPON SUPER!』というタイトルでリニューアルされました。

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