ここのところ、中国がずっとブチ切れている。6月1日には、王毅・中国外相が訪問中のカナダで、同国のディオン外相との記者会見中、質問をしたカナダ人記者に鬼のような形相で激高する一幕があった。「記者が、“人権問題や南シナ海をめぐる懸念がある中、なぜ両国関係を強化するのか”と、ディオン外相に質問したら、王外相は記者を睨みつけるようにして、“中国に対する偏見に満ちあふれた質問であり、傲慢だ。まったく容認できない。中国の人権状況について最もよく分かっているのは中国人だ!”とヒステリックにまくし立てたんです」(通信社記者)
この翌日、カナダのトルドー首相は、「報道の自由は極めて重要。厳しい質問をするのがメディアの仕事だ」と会見での中国側の対応を冷静に批判。王外相と駐カナダ中国大使に抗議をしたことを明らかにした。また、中国外務省の華春瑩報道局長が5月27日の記者会見で、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の首脳宣言が南シナ海問題に言及していたことについて、「日本とG7(先進7か国)のやり方に、強烈な不満を表明する」と目を吊り上げて猛抗議。
「議長国の日本に対しては“サミットを主催し、南シナ海問題をあおり立て、緊張を高めた”と反発し、南シナ海での軍事施設建設などについて“完全主権の範囲内だ”と語気を強め主張しました」(前出の通信社記者)
さらには、英国のエリザベス女王にまで噛みついている。5月10日にバッキンガム宮殿で行われた園遊会で、エリザベス女王が昨年10月に訪英した習近平国家主席の警備責任者を務めた女性警官との立ち話の中、「(中国当局者の英国側への態度が)非常に無礼だった」と漏らしていたことを受け、翌日の中国共産党機関紙『人民日報』系のメディア『環球時報』が大騒ぎ。「さすがの中国も、エ女王を口撃するわけにはいかなかったようで、発言を放送したBBC放送などに矛先を変え、“西洋のメディアは見境のないゴシップ狂たちであふれている”“中国5000年の歴史に触れ続ければ英国も進歩する”と、英国メディアを大批判しています」(政治部記者)
とても近代国家とは思えない、常軌を逸した中国の“暴走”に、中国情勢に詳しい専門家は、「誰にでも噛みつく狂犬だ」と話す。
中国「国際社会で大暴走!」ブチ切れ行状 世界中で“噛みつき”まくり!
2016.06.23 09:30
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