「1人でできる子になる『テキトー母さん流』子育てのコツ」の著者の立石美津子が、ママ達の育児の素朴な疑問に応えるQ&A連載、【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】をお伝えします。
第2回のテーマはこちら。
下の子が生まれると赤ちゃんが1人増えるだけでなく、上の子まで赤ちゃんになってしまうことがあります。ママは疲労困憊ですよね。
■上の子にとっては「寂しすぎる毎日」の始まり
出産するときはママは数日間、入院します。このとき上の子は生まれて初めて夜も昼もママがいない寂しい生活を経験するのです。
親にとっては“たった5日間くらい”のことでも上の子にとっては1年くらいに長く感じる毎日だったりします。
赤ちゃんが誕生して産院にお見舞いに行くとき、上の子にとっては“赤ちゃんに会える喜び”よりも「やっと大好きなママに抱っこしてもらえる!」という喜びがの方が大きいんです。
ところが、大好きなママの腕には天使のような赤ちゃんが抱かれています。そしてパパもお祖父ちゃんお祖母ちゃんも赤ちゃんに群がり「可愛いわね~!」と大騒ぎしています。
上の子は「ああ、もう僕の方をみてもらえないんだ。弟にママを奪われちゃう!」と悲しい気持ちになります。
更に家に帰ってからも話題は生まれた赤ちゃんのことばかりになり、“自分はないがしろにされている”と感じたりします。生まれて1年くらいは「首が座った」「寝返りをうった」「立った」と皆赤ちゃんに注目しています。自分が昔、同じようにされたことなんかすっかり忘れてしまっています。
■「赤ちゃんに変身してしまう」上の子の目的って?
ママが赤ちゃんの世話にかかりっきりなっている様子を見て、上の子はあえて赤ちゃんの世話を中断させる行為に出て自分に関心をもってらおうとします。これが”赤ちゃん返り”です。
パンツにおしっこをしたり、哺乳瓶で飲み物を欲しがったり。“ママが赤ちゃんの世話をしないで僕を叱る”こと自体も上の子の目的になります。だから上の子を怒ったり注意したりすることは悪循環になるのです。