香取慎吾がメンタル崩壊?“SMAP離脱”を引き留める中居正広の献身

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 SMAP解散騒動の余波がなかなか収まらない。来年の1月放送予定の『日曜劇場』(TBS系)に、木村拓哉(43)の出演が決定しているほか、同クールで中居正広(43)や草なぎ剛(41)も主演ドラマが内定している。個々の活動には動きが見られる中で、メンバー最年少の香取慎吾(39)を心配する声が高まっている。

 一部報道によれば、今回の騒動でもっとも精神的に参っているのは香取だとされている。とくに独立騒動の発端となった、SMAPの元マネージャー飯島三智氏(59)をデビュー当時から母親のように慕っていた香取にとっては、相当心を痛める出来事だったようだ。と同時に、メンバーで唯一「残留」を決めた木村に対する失望感も、メンバーの中でも一番大きいという声もある。

 最近では香取がMCを担当する『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に連動して発行しているフリーペーパー『SmaTIMES』で、香取のオリジナルキャラクターである「黒ウサギ」が、5匹ではなく4匹しか描かれてなかったことも騒動と絡めて話題を呼んでいる。

「あの1匹だけいないウサギは、残留を1人決めた木村のことを指しているのではという噂が当初は上がっていました。しかし、最近では香取が精神的に参っているという報道もあり、あれは香取自身ではないかとも言われているのです」(芸能関係者)

 4匹のウサギの本当の意味は香取しか知らないものの、ファンはもちろん関係者にとっては大きな不安の一つとなっているようだ。

■中居と香取の熱い関係

「1匹不在の黒ウサギ」が香取である説を連想させる理由には、もうひとつ香取の今後の動向が関係する。一部週刊誌では、香取が過去に主演をつとめた大河ドラマ『新撰組!』(NHK)での共演メンバーに、身の上相談をしているということが報じられた。

『新撰組!』には、脚本を担当した三谷幸喜(54)や、俳優の山本耕史(39)、そして八嶋智人(45)といったメンバーが名前を連ねていたが、香取はそんな彼らに「ジャニーズを辞めようと思っている」ということを語ったというのだ。ジャニーズを辞めるということは、今後香取はSMAPであることを一切名乗ることができなくなってしまう。それを重々承知の上で相談していたとするならば、すでに香取は芸能界そのものに興味をなくしてしまっているのではという見方もできてしまう。

 特に香取は、メンバーの中でも一番繊細なタイプであり、メンバーのことを一歩引いた立場から見ている存在とも言われている。前出の関係者は、そんな香取の性格を最も理解しているのは最年長の中居であるとしたうえで、次のように語った。

「おそらく中居は香取の受け皿になろうとしているのではないでしょうか。一部では中居がジャニーズ内で個人事務所を設立するという話が出ています。もしそれが実現するならば、いざというときにその傘下に香取を入れるということも予想できます」(前出・関係者)

 心が疲れきっている香取にとって、今後のカギを握るのは中居の存在なのかもしれない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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