6月の契約満了に伴い所属事務所と没交渉となっている能年玲奈。ドラマで共演した大物タレントの力を借りて復帰を画策しているなどと報じられているが、実際は開店休業状態が続いている。テレビに登場することはまったくなく、彼女の顔を毎日テレビで目にすることができたNHK朝ドラ「あまちゃん」放送時を懐かしむ声も多い。だが、能年の顔をついに地上波で拝むことができることになった。
7月15日の金曜ロードショーで能年が主役を務めた映画「ホットロード」が放送されるのだ。
「能年はテレビに出演させてもらえない状態ですから、たとえ映画といえども一大事です。お茶の間ではすでに忘れ去られた存在になっていますが、放送によって彼女のことが思い出され、今後がどうなるのか話題になるでしょう。映画を放送するのは世間の反応を探るためなのではないかという意見も出ています」(業界関係者)
「ホットロード」は同名漫画を原作に悩める若者たちの姿を描いた映画で、能年は暴走族に憧れる少女・宮市和希を演じている。この作品で日本アカデミー賞・新人俳優賞を始め数々の賞を獲得した、いわば彼女の代表作。
「ところが当初は出演を渋っていたそうです。袖にしかけた作品に救われるかもしれないなんて、当初は思ってもいなかったのではないでしょうか」(週刊誌記者)
とりあえずは、放送後の情勢を見守りたい。