[NEWSショーマニズム宣言!]

世界に激震が走っても…いたってノンキな”SEALDsの面々”

奥田愛基「変える」より

 世界は間違いなく激動の時代に入った。

 まずアジアでは、中国軍艦による尖閣諸島への接近、それに続いて九州での領海侵犯が発生。軍艦を出してきたのは初めてで、日中間の緊張レベルを一気に引き上げた。また中国が勝手に領有権を主張する南シナ海での緊張も続いており、米国が空母を航行させて牽制を続けている。

 その米国でも、まさかのドナルド・トランプ(70)大統領誕生の可能性が高まっている。

 そこへ来て、英国のEU離脱の衝撃が世界を襲った。残留派・離脱派が拮抗していたとはいえ、離脱が決定。早速、スコットランドも英国からの離脱を再び狙い始めたように、英国と欧州に少なからぬ混乱を巻き起こすのは必定だろう。

 民主主義、グローバリズム、移民、安全保障、新自由主義経済……。世界のあり方に対する賛成と反対がせめぎ合い、何が正解なのかを誰もが模索している。

 そんな中で近付くわが国の参議院議員選挙では、これまで以上に深い思考と広い視野での投票が有権者に望まれる。ましてや、初めて選挙権が18歳まで引き下げられる選挙だ。最近の<意識の高い若者>たちこそ、きっと世界情勢を見据えた投票行動をしてくれるはず──。

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