草食系、絶食系、僧侶系……恋愛欲求の低い男性を意味する言葉が次々と生まれ、若い世代を中心に“恋愛離れ”が進んでいると言われています。
そんななか、日本のコンドームメーカー「相模ゴム工業」が、全国の20代~60代の男女1万4000人を対象に性体験に関する調査を実施。その結果、20代男性の童貞率が40.6%にのぼることが明らかになりました。
別の調査では、30~34歳の独身男性の童貞率が25%。それに比例するように、男女ともに生涯未婚率が上昇しており、深刻な社会問題となっています。
世界的にみれば、日本人は“セックスをしなさ過ぎなお国柄”。この童貞率の高さからも、その深刻さが浮き彫りとなりました。
この結果を受けて、ネット上では驚きの声が広がっています。
▽「男がこれじゃあ少子化問題なんて解決不可能なんじゃないの」
▽「イケメンでそれなりにモテそうなのに童貞の友人がいます。現在24歳。知ったときはなかなか衝撃的でした」
▽「バーチャルで満足してる男も多いらしい。キモすぎるし、下手したら犯罪者になりかねない」
▽「そもそも、男女共に、人付き合いや恋愛が苦手な人が多いんじゃないかと思う。したくてもできない、そういう人が多い気がする」
年齢的には、人生の中で性欲がピークを迎えるお年頃ですが、10代・20代男子の「初体験の年齢」は遅くなる傾向がみられています。
性衝動が抑えられているという点ではポジティブな見方もできなくもないですが、やはり“健康的な若者”と言い難い内実がありそうな気がしてなりません。
童貞人口が増加する要因は「二次元での恋愛」にアリ?若者はなぜセックスをしないのか。その要因の1つに、スマホが普及し、インタネットで手軽にアダルト動画がみられるようになったことが指摘されています。
性処理がしたくなったら、部屋に閉じこもってパソコンとにらめっこ。バーチャルの世界にどっぷり浸かってしまっているゆえに、いざ生身の女性を目の前にすると、うまくコミュニケーションがとれない。
女性との恋愛はお金や時間がかかるわりに、「絶対にうまくいく」という保証がないから、いつまでたってもバーチャルの世界から抜け出せない。
若者の童貞率上昇の背景には、そんな状況があるように思います。
恋愛やセックスに不安や失敗は付き物。「傷つきたくない」という心理も分からないこともないですが、20代のうちは「当たって砕けろ」ぐらいの精神で、コミュニケーションの楽しさを考えてほしいところですね。