2016年も半分が過ぎましたが、みなさん今年の目標は継続していますか?
女性ならではの視点で、女性のためのさまざまな情報を発信する『womedia Labo*』が20~40代の女性1,000人に調査を行ったところ、2016年の目標を立てた人のうち43%が、1月末の時点ですでに挫折してしまっていることがわかりました。
何日継続できたのかを聞くと、3日以内が40%と最多。約8割の人が10日未満で目標を断念してしまったそうです。「時間が確保できない」「労力がかかって続かなかった」「具体的になにをするのか決めていなかった」などがその理由です。
みなさんのなかにも、同じような人がいるのではないでしょうか。
そこでお勧めしたいのが、『まんがで身につく 続ける技術』(石田淳著、あさ出版)。「行動科学マネジメント」の観点から、やろうと決めたことを継続させる方法を紹介した書籍です。
「やる気」や「意志の強さ」などの精神論ではなく、「行動」に着目しているのがこの技術の特徴。いままで三日坊主ばかりだった人も、この方法を習得すれば目標達成にグンと近づけるはずです!
■「続けること」と「意志の強さ」は無関係
ダイエットや英会話など、続けようと思ったことが三日坊主になってしまうのは「自分は意志が弱いからだ」と思うかもしれません。
しかし、続けることと「才能」「意志」「やる気」はまったく関係ないそうです。自分がやりたいと思ったことはもちろん、やりたくないことや、苦痛なことも同様。
続けるためには、精神論ではなく、人間の行動に焦点を当てて考えることが必要。本書のテーマとなっている「続ける技術」は、「行動科学マネジメント」がベースになっています。
これは人の行動を科学的に解明したもので、いつ、誰が、どこでやっても同等の結果が得られる科学的なノウハウです。