『真田丸』秀次ロスが話題に! 殺生関白?悲運の好青年?若くして散った豊臣秀次の謎
2016.07.21 12:00
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AolNews
7月17日に放送された堺雅人主演のNHK大河ドラマ『真田丸』の第28話「受難」で、豊臣秀吉(小日向文世)によって切腹を申し付けられ、若い命を散らせた、秀吉のおい・秀次(新納慎也)。視聴者の間では、その死を悼む"秀次ロス"が巻き起こっているが、実はこの豊臣秀次という人物は、意外と一般にその素顔が知られていない人物の一人である。
天下人となった豊臣秀吉の後継者候補の筆頭として、跡継ぎたりえるよう、勤勉に才覚を磨いたものの、秀吉に実子・拾(後の秀頼)が生まれたことで、次第に"扱いが難しい存在"となっていき、好青年であったにもかかわらず自刃に追い込まれた"悲運の将"として創作物などにおいて描かれることの多い秀次。しかし、そんな彼につけられている通称は「殺生関白」という、なんとも不名誉なものである。
実は、当時来日していた宣教師・ルイス=フロイスが残した日誌の記述によると、秀次はなぜか血を見ると興奮するという異常な性癖を持ち、それがこらえきれなくなってしまったのか、晩年は毎日のように罪人たちを処刑し、遺体を切り刻むという異様な言動を繰り返していたという。無論、これが後世の人々によって面白おかしく誇張され、前出のあまりに不名誉な通称で呼ばれることになったと考えられるのだが、いずれにしても、まるで"暴君・ネロ"を彷彿とさせるこうした残忍なイメージは、多くの創作物で描かれてきた"悲運の好青年"といった印象とは相容れないものであることだけは間違いないだろう。
実際のところ、秀次という人物が、本当に「殺生関白」であったのか、はたまた「悲運の好青年」であったのかは、今となっては知る由もない。しかし、彼の人生を振りかってみると、何度も養子に出されたり、修羅場の最前線に送り込まれたりと、少なくとも"普通の人"には決して耐えられないような精神的負荷を強いられる場面が多かったことも事実。その人生、また、天下人の後継者という立場から自刃へと追い込まれたその最期を見る限り、少なくとも「悲運の人」であったことだけは、どうやら間違いなさそうである。
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