完全に出オチ!菜々緒「月9」の“モロ悪女”設定でフジが“レベルの低さ”を露呈

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完全に出オチ!菜々緒「月9」の“モロ悪女”設定でフジが“レベルの低さ”を露呈

 桐谷美玲主演の月9ドラマ「好きな人がいること」(フジテレビ系)の第2話が放送され、出演者の1人である菜々緒の悪女ぶりが話題になっている。

 菜々緒演じる高月楓は、第1話で桐谷演じる主人公・櫻井美咲が想いを寄せる柴崎千秋(三浦翔平)と一緒に結婚式場に入っていく姿が映されるわずかな登場だったが、同回では徐々にその役どころが明らかになった。

 楓は千秋の大学時代の同級生で、元恋人という関係性だが、いまだに千秋に想いを寄せているということもあり、桐谷演じる美咲が千秋に好意を抱いているとわかると、美咲に見せつけるように千秋の唇を強引に奪うなど、絵に描いたような嫌な女を演じている。

「菜々緒の悪女キャラはもはや定番のようになっていますが、鬼気迫るような表情は迫力もあってそのリアルさは文句なし。今となっては悪女をやらせたら右に出るものはいないとも言われているほど、世間の評価も高い。本人もこの悪女路線で女優として一皮向けたことを自覚しているはずです」(女性誌記者)

 しかし、その評価とともに最近の出演作はほとんどが悪女キャラ。そのため、ネット上からは「いい加減飽きてきた」「菜々緒は悪くないんだが、正直ありきたりすぎるキャスティング」「普通のキャラってできるの?」といった声が上がり、視聴者も悪女キャラにマンネリを感じてきているようだ。

 菜々緒はフジテレビのドラマ「ファーストクラス」と「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の悪女役でブレイク。彼女のキャラを見出したフジテレビとしては当然、「好きな人~」でも菜々緒の悪女ぶりを番組の見所の一つに上げていた。

「そのため、菜々緒が今回はどんなキャラで盛り上げてくれるのかと注目が集まっていました。最初はイイ人で徐々に正体がバレていくような“演出”に期待していた人が多かったのですが、いきなりの“モロ悪女”。同じ役者に同じ役をやらせ続けるフジテレビのレベルの低さを露呈したようなもので、このままでは単なる出オチです」(テレビ誌記者)

 フジテレビの安易なキャスティング、安易なキャラ設定は、目先の視聴率だけが目当ての「衰退月9」を如実に物語っていると言えそうだ。

(田中康)

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